ノズルネットワーク株式会社
6月
紫陽花の蕾が一日毎に色を濃くし、開花が待たれます。
今年は何輪開き咲いてくれるのかな?
庭先で思い切り手を広げたヤツデも緑の色を濃くし、
木々の葉っぱもうっそうと繁るそんな中をあざみの花が咲き競い、
紫紅色が青田の中で際立って美しい。
思わず二〜三本手折り、古い屏風の前に
青葉が優しいウグイスカグラにいけてみた。
水を張った田んぼからは蛙の合唱が聞かれ、
梅雨の訪れに、あっ今年もあと少しで盛夏なんだと改めて知らされます。

一年間、季節を追いつつ、廻りの自然が近々に感じられる日々でした。
年中暑い東南アジアでは果物の実りで季節を知るそうです。
四季が危ぶまれる日本ですが、まだまだ季節の移ろいを見せてくれる
野山や道端の草木、雲の流れや空の色、夕焼け、
そして吹く風にも季節が見えます。
自然に触れる心を大切にしましょう。
心も豊かになれますよ、きっと・・・。
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