目づまり対策は
現在お使いのスプレーノズルは、ボディ内部に液を旋回させる部品が組み込まれており、オリフィス径が大きくても、ボディ内部の最少通路経はオリフィス径の半分程度になります。また循環液の粘度の影響で内部に液が堆積しやすく、少し堆積すればそれをきっかけに比較的短時間で堆積が進み噴射パターンが維持できなくなります。上部と下部の目詰まり期間の差は、下部配管の底に目詰まりする物質が溜まりスプレーノズル側への流出が上部よりやや少なくなるからです。目詰まり対策としては、ボディ内部に部品がないフルコーンパターンのスプレーノズルに交換すると良いでしょう。但し、このスプレーノズルの場合は、現在お使いのスプレーノズルよりも液滴径が荒く、流量分布もやや劣ることがありますので、採用前に噴射性能を確認する必要があります。
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