ノズルの便利屋トピックニュース5月号
特集! ドリフト(飛散農薬)対策
先月号のトッピックニュースで、今年5月29日から施行される食品衛生法の改正(通称ポジティブリスト)に関する記事を掲載しました。(ご参考:4月号トッピックニュース

今回は、この法改正に先駆け、弊社が開発したシステム、及びその対策サービスをご案内致します。

まずは、弊社がこのシステムやサービスを提供するに至った経緯をご説明しましょう。
現状、農薬の飛散状態を容易に知る方法として、感水紙と呼ばれる紙片に飛散ミストが付着すれば、農薬液滴が斑点となって残る測定方法が多用されています。
しかし紙片の解析については、現状は目視感覚で判断するか、または手作業により1枚の紙片を数時間もかけて解析しているのです。
そこで弊社は、今年3月に兵庫県農業技術センターから、この紙片を短時間で高精度に解析する方法の相談を受けたことがきっかけで、これまで40年間ノズル技術と液滴分析に携わった経験と旭化成エンジニアリングが開発した画像解析ソフトを基に、1枚の紙片から瞬時に最大11項目の解析数値が得られるプログラムシステムの開発に成功、特許を申請すると共にそのシステムを利用して、今月11日から主に、弊社のホームページを通じて感水紙の受託解析サービスを開始しました。




弊社が現在提供していますサービスは、受託解析サービスのほか、以下のものもございます。

感水紙受託解析
お客様が採取されました感水紙試料を受託解析いたします。

感水紙
感水紙紙面に液滴が触れば、瞬時に斑点状に着色します。

サイジングマスター
レーザー光線を利用して、スプレー液滴を直接撮影し、瞬時に解析する光学機器です。

最新技術・ドリフト低減ノズル製品
国内外の最も進んだドリフト低減ノズル製品をご紹介します。

ポータブル風速計
農薬散布の適切なタイミングを把握するためにご活用ください。

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