|
経済的効果につながる 【目詰まり対策】
ご使用になる液体の種類や性質により、ノズル内部やオリフィスに異物が目詰まりして、正常な噴射が維持できなくことがあります。
スプレーノズルの内部の目詰まりの一例を下図に示します。
一般的にスプレーノズルの目詰まり対策としては次の方法がありますが、特に不純物や異物を混入した液体を使用するときは、ノズルメーカーにご相談すると良いでしょう。
- 所定の流量を低圧で噴射するスプレーノズルを選べば、比較的オリフィス径(異物通過径)が大きくなります。
- 特に小流量のスプレーノズルの場合は、スプレーノズルにフィルターを組み込んだタイプもあります。
- できるだけスプレーノズル内部に部品を組み込んでいないタイプが目詰り対策に有利です。
- 微少流量の場合には、液体だけ噴射するスプレーノズルよりも、気体と一緒に噴射する2流体ノズルのほうがオリフィス径は大きくなります。
- スプレーノズル内部が腐食すれば滑らかさがなくなり、異物が堆積するきっかけになりますので、耐食性があるノズル材質を選択すれば効果的です。
- 根本的な目詰まり対策は、ご使用になる液体の異物を予めろ過対策することです
|